薬師岳〜雲ノ平


■9月1日(水)
五色ヶ原山荘−鳶山−越中沢岳−スゴノ頭−スゴ乗越小屋−間山−北薬師岳−薬師岳−薬師岳山荘−
薬師峠キャンプ場(テント泊)
■9月2日(木)
薬師峠キャンプ場−太郎平小屋−薬師沢小屋−アラスカ庭園−雲ノ平山荘(小屋泊)


3,4日目を見る(立山→五色ヶ原)
5日目  
写真なし 【05:00 五色ヶ原山荘出発】

山に入ってから既に今日で5日目。五色ヶ原山荘で風呂に入っているので体は綺麗だが、5日も風呂に入らなければ相当匂うだろうなぁ。五色ヶ原山荘に感謝である。2日間お世話になった山荘の方々にお礼をして、5時に出発。既に単独行のおじさんは先に出発し、外人夫婦はもう少し後に出るそうだ。

【05:28 鳶山】

ガスっていて視界が悪いが、夏道沿いに行けば迷う事なく鳶山に到着。撮影しても面白くないのでパノラマ写真は撮影せずに先に進む。

【06:38 越中沢岳】

鳶山から少し行った所で先行していた単独行のおじさんに追い付く。話を聞くと、行けたら薬師峠キャンプ場まで行くとの事であり、「テント場でまた会いましょう!」と言って先に進む。展望も無くつまらない状態で歩いていると、いつの間にか越中沢岳に到着。まだガスが取れないので、ここでもパノラマ写真撮影は行わなかった。てっきり台風が雲をごっそりと持っていってくれたのかと思って今日は快晴を期待していたのだが、そうは上手く行かないようだ。

【07:45 スゴノ頭】 パノラマ写真を見る

スゴノ頭に到着。この時間になってやっと天気も回復し、薬師岳方面の展望がばっちりだ。次の休憩ポイントのスゴ乗越小屋は何処だろうと眺めていると、「アホか〜」と思う位、一旦下って登り返しが待っている事が分かる。ここから約400m下って100m登り返すとスゴ乗越小屋だ。「せっかく登ったのに、またこんなに下るのね〜」と悲しくなる 。

【07:58 秋は近い】

スゴノ頭を下る途中で木々に実が付いていた。種類が良く分からないが、秋が近いという事なのだろう。

写真なし 【09:00 スゴ乗越小屋】

急斜面を下ってスゴ乗越に到着すると、スゴノ頭方面から「おーい、薬師が見えるよ〜!」と声がする。どうやら単独行のおじさんのようだ。それにしてもスゴノ頭からスゴ乗越小屋が豆粒にしか見えないのに何で僕が見えた のだろう?。恐らくこのミレーのオレンジ色のザックのお陰だろう。やはり黒とか緑とかよりも明るい色のほうが目立つのだろうな。スゴ乗越から100m登り返すとスゴ乗越小屋に到着。小屋の前にはウッドテラスがあり、疲れていたので登山靴も靴下も脱いで1時間程休憩 。日が当たって暖かいウッドテラスを素足で歩くのが気持ち良い。暫くすると単独行のおじさんも到着し、「登り返しはきつかったね〜」と2人でラーメンを食いながら苦労を労った。

【10:50 間山】 パノラマ写真を見る

完全に樹林帯を抜けると、そこは僕の大好きな左右に展望の利く稜線上に到達。間山はピークというよりも単なる中間点に過ぎない場所であったが、一応「山」と名前が付いているのでパノラマ写真を撮影。

【11:35 北薬師岳を目指す】

登山道には木々は無く、そこはもう岩稜の世界。薬師岳方面を望むとまた雲が出てきてやばい!「晴れの百名山のパノラマ撮影」を目的としているため、 山頂が雲で覆われる前にと、急いで先に進む。そういえば、ここで初めて薬師岳方面から来る登山者とすれ違ったなー。

【12:37 北薬師岳】 パノラマ写真を見る

何とか雲に覆われる前に北薬師岳に到着。北薬師岳から見る薬師岳直下のカールが素晴らしい。この薬師岳の渓谷群は国の特別天然記念物に指定されているそうだ。ん〜、素晴らしい。

【13:26 薬師岳】 パノラマ写真を見る

お〜し、次は薬師岳のパノラマだ!と勢い勇んで先に進むと、薬師岳に雲が・・・。せっかく5日かけてここまで来たのに・・・。やっぱり朝4時に山荘出ておくべきだったかな〜、スゴ乗越小屋で1時間も休憩しなければよかったかな〜と、今更考えても始まらない。現実 的に見ると山頂はガスで覆われているので、とりあえず記念という事でパノラマ写真は撮影しておいた。ま、北薬師岳と大して展望は変わらないので良いだろう。また来ればよいのだ。

【14:24 薬師平】

薬師岳を下ろうとすると、沢山の登山者が現れてびっくり。薬師岳って人気なのね。その点一ノ越山荘から薬師岳の間は誰も歩いてなかったな。薬師岳を下ると薬師岳山荘に到着し、少し休憩してから薬師峠にあるキャンプ場に向かう。

写真なし 【14:50 薬師峠キャンプ場】

ふ〜、10時間もかかると地図に書いてあったので心配していたが、通常通り問題無い時間に到着出来た。薬師峠のキャンプ場はトイレもあり、水場もしっかりしていて中々良いテント場だ。夕方になると雨が降り出し、「台風の次は雨かよ〜」とテントの中で一人寂しく悲しくなってしまった。


6日目
写真なし 【11:30 薬師峠キャンプ場を出発

朝4時に起きて天気を確認すると、まだ雨が降っていた。天気予報では昼前には止むと言っていたので、昼まで待つ事にするが、昼近くになっても止まないため、先に進む事を決断 。レインウェアを着てテントを撤収して、雲ノ平に向かう。15分程歩くと太郎平小屋に到着。小屋から実家に電話をかけて「台風直撃だったけど無事生きている」旨を連絡して から雲ノ平に向かう。

【12:19 木道上を進む

雨は降っているが視界はそれ程悪くなく、木道上を滑らないように気を付けて進む。

【13:02 薬師沢小屋前の吊橋】

台風と昨日・今日の雨で薬師沢は大増水。薬師沢には高天原方面に通じる大東新道は「通行禁止・閉鎖」と記載されていた。で、僕がこれから進む雲ノ平に向かうルートを小屋の主人に確認すると、普段は渡渉する必要は無いらしいのだが、増水のため一箇所だけ渡渉が必要との事。双眼鏡を使ってその渡渉箇所を見てもらうと、「あ〜さっきより水が引いてるね〜、スパッツ付けてささっと歩けば水に浸かる事もないんじゃないかな〜」との事。という事で何とかスパッツを付けて忍者の如くササっと渡渉する事ができ、先に進む。

【13:32 道とも思われぬ道をひたすら進む】

渡渉を終えて、登山道らしき道を進むと、「こんなの登山道じゃねぇー 」と思わせるような登山道が現れる。そしてこの登山道がこれまた滑る。「何なんだこの道は〜」と嘆きながら先に進む。

【15:10 アラスカ庭園】 パノラマ写真を見る

意外と薬師沢小屋からの標高差550mの登りは道が悪いという事で時間がかかり、疲れた。登り終えると雲ノ平に到達し、まずはアラスカ庭園のお出ましだ。でもどこがアラスカなのか良く分からん。 雑誌で「最後の楽園 雲ノ平」なんて記事を見て、今回このルートを選択したのだけど、単なるハイマツ帯のような気がするのは僕だけか?

【15:35 雲の平より槍ヶ岳を望む】

雲ノ平山荘に向かう途中で槍ヶ岳が見えた。

【15:56 奥日本庭園】 パノラマ写真を見る

今度は奥日本庭園が現れる。庭園に見えなくもないが、ん〜微妙だ。

【16:00 雲ノ平山荘へ向かう】

アラスカ庭園からは木道がずっと続き、木道上を歩いて雲ノ平ら山荘に向かう。

【16:10 雲ノ平山荘】

雲ノ平山荘に無事到着。本当はテントを張りたかったのだが、雨の中のヘタクソなテント撤収で、テント内はびしょ濡れ。雲ノ平山荘に泊る機会など当分は無いであろうから、今日は奮発して夕食付きで山荘に泊る事にした。(写真は翌朝撮影した雲ノ平山荘。 )

【17:56 北ノ俣岳方面に夕陽が沈む】

日が暮れる前に祖母岳に登ろうと走って行くが、どこで道を間違えたのかあらぬ方向に進んでしまい、タイムアップ。小屋に戻る途中で北ノ俣岳方面に夕陽が沈み、とても感動的な光景だったなー。山荘に戻ると、晩飯は何と石狩鍋で、こんな山奥でこんなに豪勢な食事にあり付けるとは思わなかったのでちょっとびっくり。北海道出身の僕が食べても美味しい石狩鍋で あり、ご飯を3杯もおかわりしてしまった。食事を食べ終えて外に出ると、今度は星空が凄い。見えない星は無いのではないだろうかという位星が見え、宿泊していた工事関係者の方々と消灯まで話込んで、1日が終った。

天気予報を確認すると、明日は晴れとの事で山頂からの展望に期待大だ。今回の旅は何だか展望に恵まれない感じなのだが、明日の水晶岳・鷲羽岳は大丈夫だろう。北アルプスのど真ん中からのパノラマはどんな感じなのか楽しみである。

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