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富士山(須走口)
■7月20日(日)
新五合目(2時間)六合目(50分)七合目(50分)八合目(30分)本八合目(1時間30分)山頂(30分)本八合目(10分)八合目(30分)七合目(1時間30分)新五合目
/8時間20分
※上記時間は地図に記載されているコースタイムです。
ついに待っていたこの日がやってきた。「富士山に登るのだ!」。ちょうど1年前に富士山に登ろうと計画していたが、メンバーが病気で入院してしまい、延期となっていたのだ。そもそも何故富士山に登りたかったかというと、フジテレビの「スマスマ」の影響だ。特番でゲームに負けた中居君と剛君は罰として富士山に登らされる事となり、2人は文句も言いつつひたすら辛い思いで登るが、頂上に着いた時には感動もひとしおで、お互い抱き合って万歳三唱していたのだ。この達成感を味わってみたい、しかも1人ではなくてパーティーでだ。1人で登って万歳三唱するのは恥ずかしいし、それにパーティーで登ったほうがより達成感を感じられ感動も分かち合えると思ったのだ。
富士登山に向け、新規に用意した山道具はレインウェア・ヘッドライト・ザック・ザックカバーの4品だ。富士山は標高が高い事もあり、天候が変わりやすいと聞く。雨が降ったら着ているものは濡れてしまい、濡れた後の道のりは最悪な気分になるに違いない。コンビニで500円で売っている使い捨ての雨合羽でも良いかなとも思ったが、今後の登山で使う事になるであろうから、上下別々のセパレートタイプのレインウェアを購入した。そして今回は深夜から登り始め、昼に下山という0泊2日の強行日程であるため、ヘッドライトも購入。ついでに今後の夢であるテント泊登山のために大型のザックとザックカバーも購入した。
登山当日、富士あざみラインのジグザグ道を車で登り、深夜0時に須走口新五合目駐車場に到着。道路脇に路上駐車の列が延々と続いており、結果は分かってはいたが念のため、駐車場まで行ってみるが、やはり駐車場は満車であった。梅雨明け3連休という事もあり、相当な人数が富士山に挑んでいるに違いない。係員に路上駐車するように進められ、結局延々と続く路上駐車の列の最後尾に車を停める事となった。五合目に少し滞在すると高山病の予防になると聞いていたため、車内で30分ほど仮眠する事にする。
仮眠後に車から外に出ると霧が発生しており、いまにも雨が降りそうな気配だ。他の登山者達がレインウェアを着ていたため、我々も真似をしてレインウェアを着て出発する。車道を歩き、新五合目の須走口登山口に到着。靴紐やザックの紐等をしっかりと締め直し、ついに念願の富士登山のスタートである。
ヘッドライトを点けて歩き始める。こんなに小さなヘッドライトで先が見えるのか心配していたが、十分先が見通せる位の明かりを照らしてくれているので安心だ。歩いてすぐに古御岳神社に到着。神社で安全祈願のお祈りをし、樹林帯の道を歩く。黙々と歩いていると霧が晴れ、レインウェアを着ている意味が無い事に気付く。結局雨は一度も降らず、意味の無いレインウェアを脱いで再スタートする。樹林帯の道を抜けると本五合目の林館に到着。他のメンバーはここで金剛杖を購入。金剛杖は断面が八角形の長い木の杖で、富士山の各山小屋で1,000円で販売されている。そして各山小屋ではこの杖に焼印を押してくれるサービスがあり、富士登山の記念にもなるのだ。僕はストックを持っているのでさすがに購入できずに少し羨ましくなる。
本五合目からの登山道は、草がちらほら生えているのみの岩場に変化する。どうやらこの辺が富士山の森林限界のようだ。ここから先は高い木が一本も生えておらず、周りは低い草木と岩だらけだ。周りは岩だらけであるが登山道は足で踏んだだけで崩れてしまうような不安定な岩等は無く、踏み固められているので安心だ。ストックを有効に使いながら、登山道を登ると六合目の瀬戸館に到着。深夜3時なのだがシーズンであるため、山小屋は営業している。ここで飲み物を購入して休憩タイムとする。小屋の若い従業員と話したところ、この時間にここに居たのでは頂上で御来光を見る事は出来ない事が発覚する。ただし須走口登山道は太陽が昇る東側に面しているため、六合目付近でも御来光を見る事が出来るとの話であった。 |