行程

北ノ俣避難小屋(04:36)→2624m地点(06:29)→北ノ俣岳(06:37/06:42)→赤木岳(07:11/07:38)→中俣乗越(08:02)→2772m地点(09:58)→黒部五郎岳(10:10/10:47)→2772m地点(10:58)→黒部五郎小舎(12:29)

記録

3時半起床。菓子パンを食べながら準備し、同宿の登山者に「気を付けてね」と声をかけて頂き、まだ暗い4時半頃に出発する。

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ボルトが外れてパカパカした木道に足を取られながら登っていく。少し登ったところで明るくなってきて、周囲の展望が望めるようになる。今日も晴れであり、晴れの山頂からの展望は確約されているので朝から気分が良い。

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北ノ俣岳付近はハイマツ帯であり、雷鳥の生息地である。以前登った時は稜線上でハーレム状態の雷鳥を見かけたが今回はどうだろう…と思っていると、登山道上に雷鳥が現れた。おはようございます。

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昨日は少ししか歩いていないのに、早速筋肉痛で足が重い。重い足でゆっくり登っていくと視界が開けて2624m地点に到達。

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2624m地点から少し東にいくと太郎小屋から北ノ俣岳へと続く登山道に突き当たる。

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木道を歩いて少し登ると北ノ俣岳に到着。今回で3回目の展望だが、何度見ても黒部源流界隈の展望は良い。のだが、太陽が眩しすぎてパノラマ写真撮影には少し時間が早い。天気予報では明日・明後日と晴れが続くようである。ぐるっと巡って再び北ノ俣岳に戻った時にパノラマ写真を撮影すればよいので、休憩せずにそのまま先に進む。

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パノラマ写真はまた後でとか言いつつ心配性なので、結局北ノ俣岳を黒部五郎岳側に少し下った箇所で三脚を広げてパノラマ写真を撮影。太陽がフレームに入って何だけど、雰囲気は伝わるので良しとしよう。

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北ノ俣岳付近のパノラマ写真を見る

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北ノ俣岳から赤木岳への道は鼻歌交じりで歩けるほど楽な道だ。楽々と辿り付いた赤木岳から最高のパノラマを眺めながらここで大休止。それにしても沢山の登山者が歩いているが、殆どの登山者は赤木岳には目もくれず皆スルーして黒部五郎岳に向かっているが勿体ない。パノラマ目線で見ると赤木岳は素晴らしいパノラマ構図だと思うのだが、立ち寄る登山者は1割にも満たないので何とも可哀そうな山だ。

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赤木岳のパノラマ写真を見る

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赤木岳から軽く下ると中俣乗越。赤木岳でたっぷり休憩したのと、どうせ黒部五郎岳直下の急な登りで気力が無くなって休む事になるので(笑)、スルーしてそのまま進む。

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トウヤクリンドウ。ちょこちょこ見かけたが、最終日まで開いた状態のものは見られなかった。

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赤木岳から中俣乗越までの間は左手に裾野を広げた薬師岳が素晴らしい。憧れの赤牛岳から明日登る予定の鷲羽岳へと続く山並みも素晴らしかった。

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朝から菓子パンを半分しか食べておらず、さすがにガス欠。黒部五郎岳手前の鞍部でレジャーシートを敷いて、またまた大休止。休みはまだ3日もあるし急ぐ事もないので、黒部五郎岳や黒部源流の山々を眺めながら、のんびりパンを食べた。

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休憩を終えたら、本日一番キツイ黒部五郎岳への登りに取り掛かる。息が少し上がっても一気に登ってしまったほうが楽なのだが、明らかに体力不足で少し登っては立ち止まっての繰り返しで中々標高を稼げなかった。

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まだかまだか~、と苦しみながら登り切ると黒部五郎岳の肩に到着。肩からは眼下に黒部五郎カールが見えており、双六岳の先には槍穂連峰もお出ましだ。

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肩にザックをデポして10分程頑張って登ると黒部五郎岳。前回は晩秋にデイダラボッチさんと二人で登ったのが懐かしい。秋も良いけど、夏山って感じの展望もこれまた良かった。山頂からは黒部源流の山々に槍穂連峰、立山・剱岳、遥か遠くに白馬岳も見え、最高のパノラマだった。

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ワリモ岳と鷲羽岳の見事な山容。今回の目的は憧れの「黒部五郎小舎でのテント泊」と「鷲羽岳からのパノラマ写真撮影」。久し振りの鷲羽岳のパノラマ展望を見るのに、この時点からワクワクしていた。

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黒部五郎岳のパノラマ写真を見る1

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黒部五郎岳のパノラマ写真を見る2

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山頂で後で後悔しない程沢山写真を撮りまくった所で肩に降りる。

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ミヤマリンドウ。

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肩に戻って一呼吸入れたら黒部カールへと下っていく。

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カールを下る途中で黒部五郎岳を撮影。

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モミジカラマツ。

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ウサギギク。山でウサギギクを見ると元気な気分になるのは自分だけか。

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カールに下り終えると水が流れており、ここでタオルを濡らして顔を洗ってさっぱり。黒部五郎岳を振り返り見ると雲が沸いていて、良いタイミングで山頂に居られてよかった。

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シナノオトギリ。憧れの黒部五郎カールで高山植物を見るのを楽しみにしていたが、最盛期は過ぎており花の種類は少なめだった。

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黒部五郎岳から黒部五郎小舎までは初めて歩くのだが、新鮮な気分で歩きたいので全く予習はしてこなかった。カールから開けた道を淡々と歩いて小舎に辿り付くのかと思いきや、こんな樹林帯の通過もあるのが意外でそれがまた新鮮でよかった。

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エゾシオガマ。

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黒部五郎岳の肩から1時間半ほどのんびり歩いて憧れの黒部五郎小舎に到着。到着直前にヘリがやってきて小舎前には沢山の荷物が置いてあった。

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憧れの黒部五郎小舎ではあったが、到着してテントを張ったところでガスってきたので、殆どテントの中でコーヒーを淹れたりしてまったりしていた。テントサイトは小舎から南に少し離れており、上段・下段と二段構え。12時台で既に上段は埋まっていて下段も夕方にはこの通りで一杯。遅く到着した登山者は小舎とテントサイトの通路脇にテントを張っていた。シーズンや天気にもよるだろうが、良いスペースを確保したければ昼にはテントを張らないといけないようだ。

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今回はのんびりプランなのでアルファ米は持たず、米を炊いて山メシを作る。コンビーフに添付されていたレシピを参考に作った「アボカドコンビーフのサラダ丼」は見た目も良く、まぁまぁ美味しかったが、アボカドを丸々1個は多くてちょっと飽きた。

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余ったご飯は「アラジン アコーディオン コンテナ」に入れて翌朝用の海苔弁に。海苔は実家から送られてきた北海道松前町の天然岩海苔で、一度食べたらこの海苔以外は味気なくて食べられなくなってしまうほど美味い。。

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