1日目の記録

日程・行程

2014年9月28日 晴れ

黄金平(05:50)→横尾尾根のコル(07:37)→天狗池(08:08/08:40)→天狗原分岐(09:12)→大曲(09:46)→槍沢ロッジ(10:28/10:51)→一ノ俣(11:18)→横尾(11:56)→徳沢(12:45)→明神分岐(13:27)→河童橋(14:05)→上高地バスターミナル(14:10)

2日目の記録

5時起床。寒いのでシュラフに下半身を突っ込んだまま朝食を食べ、少し下にテントを張った男女ペアが出発する姿を見送ってから5時50分に出発する。

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モレーンの左側の樹林帯を抜けるとすぐに、本谷右俣のカールが姿を現す。モレーンのすぐ先は巨岩の上を飛び跳ねながら進んでいき、カールに近付くにつれて岩が小さくなっていき、更に行くと草地に岩が点々とする景観に変わっていく。

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左を向くと、朝日で紅葉が綺麗。紅葉の奥には、まるで要塞の上に建つ北穂小屋が見えた。

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カールが近付くと傾斜は急にキツくなる。前回と同じく草地の間にあるガレた斜面(写真真ん中の少し左にある地肌が露出した部分)を直登し、行き詰まったら右斜め上に抜けるコース取りで登っていく。

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ガレ場の登りが行き詰まったところで、方向を斜め右に変えて、横尾尾根のコル方面へと進む。

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後ろを振り返ると、屏風岩の先に富士山が見え、今日はかなり空気が澄んだ快晴のようだ。

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疲れたので、横尾尾根のコル上部に一歩手前の大岩の箇所で、岩に座って足をブラブラさせて本谷右俣カールの紅葉を眺めながら休憩する。今日の登りはあと数分で終わるので、写真を撮りながらゆっくり・まったり出来て朝から気持ちが良い。たまには山頂を目指さない山登りも良いなと思った。(ただ単に昨日南岳小屋に向かう体力が無かっただけともいう・・・。)

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休憩を終えて再び登り始めると、すぐに右手に横尾尾根のコルが見え、最後の大岩を登って、横尾尾根のコル上部の登山道に出る。

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横尾尾根のコル上部からは、大天井岳や後立山連峰の山々の展望が広がり、どこの山も山肌が紅葉していて綺麗だった。

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横尾尾根のコルに到着し、左に曲がって天狗池方面に下る。

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横尾尾根のコルから、天狗池方面に下っていくと、槍ヶ岳と紅葉した東鎌尾根が素晴らしい。まだ大天井岳~槍ケ岳の間は歩いた事が無いので、いつか歩いてみたい。

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下っている途中で、自分の母親と同年代と思われる単独のおかあさんと出会う。あかあさんと話してみると、どうやら下りの歩きが不安のようであり、天狗池まではつかず離れずの距離間で一緒に下っていく。さすが氷河公園と言われるだけあって、まだ残雪が残っていた。

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ここから天狗池までは似たような構図で槍ヶ岳の写真を撮りながらゆっくり下っていく。

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写真を撮りながらゆっくり下っていくと、水面に槍ヶ岳が写る天狗池に到着。風は微風なのだが、それでも水面にさざ波が発生し、槍ヶ岳が綺麗に水面に写り込まないため、三脚を立てて風が弱まるのを待ってから撮影。有名な撮影ポイントなので、沢山の登山者が入れ替わり立ち替わりやってきて、皆思い思いの構図で撮影していた。

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天狗池のパノラマ写真を見る1天狗池のパノラマ写真を見る2

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全く風が吹かずに水面が鏡のようにピタッと止まるタイミングが中々来ないので、30分程滞在して諦めて下山する。天狗池沿いは登山道になっていて、通過の際に写真に写り込んでしまうため、気を使って池沿いはササっと駆け足で通過。上から天狗池を眺めて見ると意外と小さかった。

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天狗池から先は、石畳や石段状の登山道となっており、左に槍ヶ岳、右に紅葉が広がっていて、かなり気持ちのよい歩きが続く。

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これでもかと言うくらい写真を撮影してゆっくり下っていくと、天狗原分岐に到着。これから槍ヶ岳に向かう登山者も上高地に下る登山者も、最盛期の紅葉を眺めているせいか皆顔がにこやかだった。

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天狗原分岐からは眼下に広がる紅葉を眺めながら、大曲へと下っていく。

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来週は10月だというのに、夏季の高山植物であるミヤマキンバイが咲いていた。過去に6月にここを歩いた事があるが、全面雪だったのでこの辺りの高山植物はかなり息が長いのだろう。

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シナノキンバイ。

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秋真っ盛りなのだが、まだこれだけの残雪が残っていた。

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大曲へ向かう道沿いも、紅葉最盛期で見事と言うしかなかった。

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大曲に到着。大曲を過ぎて後ろを振り返ると、東鎌尾根下の斜面の紅葉が見事。そろそろ紅葉も見納めなので、後悔しないようにシャッターを何度も切った。

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ババ平手前の登山道沿いにある黒いホースから、水がジャブジャブ流れていた。

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ババ平にある槍沢キャンプ地からも紅葉は見事であり、今日ここに泊まれる方々が羨ましかった。

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槍沢キャンプ地から少しいくと槍沢ロッジに到着。少し疲れて来たので、ここで小休止する。槍沢ロッジ付近は紅葉していないが、ロッジ上部は紅葉しており、沢山の方々が紅葉を眺めながら休憩していた。

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槍沢ロッジで20分程の小休止を終えた後は、僕の嫌いなダラダラと延々と上高地まで続く長い道のりが始まる。

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二ノ俣。途中の道沿いで猿に登山道を占拠され、通過しようとすると牙を向きだして飛びかかってきそうな勢いでかなりビビる。後からやって来た男性が猿に目もくれずに気にせず通過していくと、猿が登山道から離れたので、すかさず男性の後ろを付いて歩かせてもらって、トラブル無く無事通過出来た。

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一ノ俣。

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槍沢ロッジから55分程で、横尾に到着。横尾大橋の袂にあるイチョウの木の紅葉のグラデーションが綺麗だった。

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東京に住んでいるが、いつまで経っても根っからの田舎者で人混みが大の苦手。また、横尾~上高地の道も人が多く苦手であり、なんだか落ち着かない。という事で、休憩無しでノンストップで徳沢~明神~上高地と移動する。

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明神岳の下あたりの紅葉はまだまだこれからという感じだった。

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明神館。人混みが苦手とはいえ、どんなバッジが売っているかくらいは見てくればよかった。

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河童橋に到着。河童橋から穂高方面は上部にガスが沸いていて全面を見る事は出来なかった。過去に5~6回位河童橋に来た事があるが、毎回ガスっていてまともに見られたのは1度位しか無いような気がする。

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河童橋から上高地バスターミナルに向かい、バスのチケットを購入すると、タイミングよく沢渡行きのバスがやってきてスムーズに沢渡に戻れた。

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毎年冬が近づくにつれて山のモチベーションが下がるため、あまり紅葉最盛期に山に登っていなかったのだが、やはり紅葉最盛期の山は凄かった。横尾本谷右俣では、2度目にしてこれ以上ない程の紅葉最盛期のパノラマ写真を撮影出来た事だし、今度は横尾本谷左俣に足を向けるようにしよう。