登った山

大千軒岳(1,072m)

登山行程

奥二股登山口(06:18)==狭戸(06:32)==広い川原(06:54)==石崎越の沢(07:12)==金山番所(07:25)==千軒銀座(07:32)==休み台(08:01/08:06)==千軒平(08:48)==千軒清水(09:05)==大千軒岳(09:20/09:26)==千軒平(10:21)==休み台(10:50)==金山番所(11:12)==広い川原(11:39)==奥二股登山口(12:18)

登山記録

昨日は八甲田山を下山し、青森駅からスーパー白鳥に乗って青函トンネルを通過して北海道の道南にある実家に帰省。帰省するなり親に「明日大千軒岳に登るので車貸して」と伝えると、帰省早々「山」の息子に呆れるかと思いきや、毎年の事で慣れているので普通に対応された。(笑)

朝5時に起きると母も起きてきて、食卓には味噌汁にサラダにイカ刺しなど海の幸が並び、朝からお腹が大満足な状態で5時半に実家を出発。国道228号線を知内方面に進み、福島町千軒にある「大千軒岳登山口」の標識を左折し、町道澄川線のダート道を約7km車を走らせ、終点となる奥二俣登山口には6時頃に到着するが車が1台も停まっていない・・・。この山の支沢で小さい頃に父と釣りをしていて、辺り一面に広がるヒグマの臭いで泡を食って下山した事があり一人では心細いのだが、待っていても誰も来る気配が無いので大振りの鈴をザックに括り付けて6:18に出発する。

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駐車場から少し進んで沢に架かった歓峡橋を渡り、しばらくは知内川の右岸沿いの幅の狭い登山道を軽くアップダウンしながら進んでいく。

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暗くてジメーっとした感じの狭戸(せばど)を通過。

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狭戸からは、幅の狭い登山道を高巻いたり軽くアップダウンを繰り返して進んでいくと、視界が開けてきて広い川原に到着。実はここまで怖くて鈴を鳴らしながら緊張して歩いていたのだが、この辺でやっと緊張が解れてきた。

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広い川原を少し進むと、川に木が架けられており、木を支えにして大きい石に足をかけて知内側の左岸に渡る。写真で見ると軽くジャンプしたら渡れそうに見えるが、木と大きい石が無かったら靴を脱がないと渡れない程のそこそこの水量だった。

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広い川原から先は知内側の左岸をへつったり高巻いたりして進んでいく。

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石越沢の頭を通過。ここは軽く靴を濡らす程度で簡単に渡れた。

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石崎越の沢から樹林帯の登山道を少しいくと、十字架がある金山番所に到着。何故十字架があるのかは、以下Wikipediaの記事を参考ください。

寛永16年(1639年)、松前藩による隠れキリシタン処刑によって106人が殉教した地でもあり、金山番所跡(知内川コースの5合目付近)と、千軒平の尾根には十字架が建てられており、毎年7月の最終日曜日には千軒岳殉教記念ミサが行われる。=Wikipediaより抜粋=

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金山番所からものの数分で千軒銀座を通過。

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千軒銀座からは急登が続く。ガスの中に突入し、途中で「今日はパノラマ撮影は無理だな」と思い三脚を登山道沿いにデポしてひたすら登っていくと、平坦な「休み台」に到着。座る程ではないが、少し疲れたので立ちながら休憩する。

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休み台からも急登は続き、千軒平が近くなると、山頂部の稜線からガスが取れ始め、青空が広がってきた。今日はどうやら山の上だけ晴れるパターンのようでラッキーだ。

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千軒平手前で大千軒岳をロックオン。登山道沿いには花が沢山咲いており、登山道が草や花で埋もれる程だった。十字架がある千軒平一歩手前ではクマ除けの鐘があり、念のため鐘をガンガン鳴らしてから進む。

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十字架がある千軒平に到着。付近には秋の花が咲き乱れており、メルヘンという言葉が相応しい感じだった。何度か登った事のある山頂からのパノラマよりも、花の撮影を楽しみに登ってきているので、ここで早速撮影しまくりたかったが、天気も持ちそうなのでさっさと山頂に登り、花を撮影しながらゆっくり下る事にして、まずは山頂に向かう。

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花を楽しみながら登っていくと、登山道も草や花で隠れ気味になり、朝露でタイツはずぶ濡れになり靴の中まで浸水し、スパッツを持ってくればよかったと思うがもう遅い。山頂直下まで来ると、草に埋もれかかった白い標識があり、山頂に向かう前に水場に向かう。

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白い標識から少しいくと、金属パイプから水が流れており、これが冷たく美味い。もう目と鼻の先に山頂はあり、その先には空しかないのに何でこんなに水が流れているのか不思議な水場だった。

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水場から再び白い標識に戻り、草花で覆われて地面が見えない登山道をかき分けて登っていくと大千軒岳の山頂に到着。スカッとしない晴れであり、函館方面や松前大島・小島までは見えないながらもそこそこの展望なのでパノラマ写真を撮影しようと思が、三脚をデポしてきてしまったので手動でパノラマ写真を撮影。最近のカメラには水平ガイドが搭載されているので非常に助かり、手動でも何とかパノラマ撮影完了。山頂部は羽アリが群れを成して飛び交っており、休憩するにはキツイ状況なので早々に下山する。

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大千軒岳山頂から千軒平までは、楽しみしていた高山植物の撮影をしまくりながら下っていく。

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沢山の高山植物を楽しんだ後は、千軒平を後にする。

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千軒平を下ると再びガスの中に突入。今日は本当に運の良い日だった。

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登りでは気付かなかった「ガンバレ岩」を通過。

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千軒銀座の手前で今日初めて登山者に出会い、「山頂部は晴れていますよ」と言葉をかけ、途中で三脚を回収して下っていく。

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広い川原で再び渡渉する。

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広い川原から登山口まではアップダウンがあり、「登山口までこんなに長かったっけ?」と思う位に長く感じるも、やっと歓峡橋が見えてきて登山口に到着。登山口には車が3台しか停まっておらず、2台は登山者で1台は昆虫採集の方の車であり、登山者が少なくて意外だった。後で調べてみたら、8月7日に入山した登山者親子が下山せず遭難騒ぎ(8日に自力下山との事)となったのが影響していたのかもしれない。

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という事で帰省2回目の登山は終了。山頂部だけであるが晴れに恵まれ、沢山の高山植物も楽しめて最高の1日だった。