登った山

十二天、白泰山

行程

栃本広場(06:54)→十二天(07:34)→白泰山分岐(09:44)→白泰山(09:57/10:20)→白泰山分岐(10:27)→白泰避難小屋/二里観音(10:43/11:18)→白泰山分岐(11:29)→一里観音(12:05)→十二天(12:36)→栃本広場(12:57)

記録

今年最後の三連休は「秩父の栃本から十文字小屋経由で甲武信ヶ岳に登り、雁坂峠・笠取山を越えて和名倉山経由で栃本に戻る」という壮大な計画を立てていたのだが、久しぶりのテント泊で荷物の整理に時間がかかり、詰め終わったのが金曜の24時。翌日は4時に起きて家を出る予定が、2度寝してしまって次に起きたのは9時だった・・・。

残り2日あるので行程を短くして雁坂峠から栃本に下るプランに変更も考えたが、一度下がったモチベーションは簡単には回復できず、結局三連休の最終日に日帰りで当初の縦走プランの初日の半分の行程となる白泰山をピンストンする事となった。

さすがに丸2日ハードな行動はせずに大人しくしていたので無事に朝3時に目覚め、4時過ぎに自宅を出発。関越道を使っても下道と10分しか違わない事がナビで分かり、のんびり下道で移動して栃本広場の駐車場に06:40に到着。駐車場には綺麗なトイレも併設されており、星空撮影するのに最高のロケーションだと思った。登山靴に履き替えて出発する。
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栃本広場の駐車場からは暫く車道を行く。
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車道をしばらく歩いて行くと、右手にジブリ作品に出てきそうなオブジェが構えており気になる。これは下山時にゆっくり見学する事し、オブジェのすぐ先にある公衆トイレの場所から尾根に取付く。
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植林帯の枯葉が積もった登山道を急な階段を登り降りしながら進んでいくと、地図に記載の十二天に到着。付近は木々が生い茂って特段見るものもないので先に進む。
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尾根に上がってからは右手の木々の合間から両神山がチラチラ見えるが、はっきりとは見させてくれない意地悪な尾根道を進む。
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あまり変化の無い植林帯の登山道を汗かきながら1時間ほど行くと木に青い矢印が書いてある場所に辿り着き、地図も確認せずに矢印に導かれて進む。ちなみに、矢印が書いてある木のすぐ左側に「紅葉と黄葉」の看板があり、消えかかっているが白泰山を示す文字が記載されており、こっちを選べば良かったと思うのは後の話。
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木に書かれた青矢印の方向に進むと、尾根自体は明瞭だが背丈ほどあるスズタケが煩いエリアに突入。地図には実線で書かれているが、実際には一部藪漕ぎもあるなんてのはよくある話なので、忠実に尾根のど真ん中をスズタケをかき分けながら進んでいく。
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付近はスズタケ祭りでかき分けて歩くのも飽きてきたが気にせず進んでいく。スズタケの跳ね返りで顔をバチバチ叩き付けられてサングラスが欲しくなった。
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スズタケエリアを抜けると視界が開けて、国道級の登山道に復帰。前にも後ろにも登山道が続き、自分が歩いた道のすぐ左下には整備された登山道があったようだ。後で確認したらスズタケエリアを35分歩いており、だいぶ時間をロスしたようだ。「まぁ、これも経験」と先に進む。
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進行方向の木々の合間から白泰山らしき山をとらえながら登っていく。
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白泰山の分岐に到着。結局ここまでずっと木々に覆われた登山道を進み、一つもはっきりと山を確認する事は出来なかった。ノンストップでここまで来たので少し疲れて腹も減ってきたが、もうすぐ山頂なので頑張って登る。
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上る途中で単独の男性が降りてきて挨拶するも完璧に無視され、少しブルーな気分で辿り着いた山頂はこれまた展望が無くてがっくり。白泰山の山頂にある標識は熊に削られたのか「泰」の文字だけが僅かに残っていた。暑がりなのだが珍しく風よけのアウターを着て登っており、中に着ていた長袖Tシャツが真夏並みに汗が絞れるだけ濡れてしまっていたため、着替えてスッキリ。パノラマ写真を撮影して菓子パンを一かじりしてから次の目的地の白泰避難小屋に向かう。
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白泰山のパノラマ写真を見る

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白泰山を下って分岐に戻り白泰避難小屋方面に進むと、木々の合間からやっと両神山を望む事が出来て写真撮影。
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分岐からは大した高低差もなく、楽々と白泰避難小屋に到着。小屋に入るとストーブもあり愛好家がいるのか綺麗に利用されており、いつか泊まってみたいと思える小屋だった。
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白泰避難小屋から目と鼻の先にある「のぞき岩」には栃本から十文字小屋を1泊2日でピストンで来ていた男性の登山者がおり、この界隈に詳しい方で沢山の情報を教えて貰った。男性とお別れして一人になって周囲を見渡すと、赤沢山から十文字小屋を経由して甲武信ヶ岳へと続く尾根や奥秩父主脈縦走路が一望出来て見事な展望だった。
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のぞき岩のパノラマ写真を見る

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まだ時間もあるし「この先の赤沢山まで行って折り返すのもよいか」と考えたが、のぞき岩で出会った男性に赤沢山の山頂は展望が無い事を教えてもらっていて登る気がしなくなり、やっぱり下山する。
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白泰避難小屋から白泰山の分岐に戻り、登山道を忠実に下っていくとポリバケツが2つ斜面に埋められており、中を覗いてみたが枯葉が積もっているだけであり謎だった。
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国道級の登山道を下っていくと、往路でスズタケエリアを彷徨っていたために通過しなかった一里観音に到着。写真を一枚撮影してスルーしたが、標識の横に観音像があったようだ。ちなみに、白泰避難小屋のすぐ手前にも観音像があったようで一里観音も二里観音も見逃してしまい、この日は注意力散漫の状態だったようだ。事故らなくてよかった。
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一里観音から数分歩くと視界が開け、斜面の木々が広範囲に伐採されているエリアを通過。ここからも奥秩父縦走路の展望が見事であり、この箇所も往路は通過しなかったので何か得した気分になった。
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伐採エリアから2分で分岐に到着。真っ直ぐ行くと栃本の集落で、左を行くと栃本広場へと続く。ちなみに、ここを左に行くとすぐにスズタケエリアを彷徨うきっかけとなった青矢印が書かれた木の場所となる。
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現場検証してみたが、青矢印の方向に進むと次はこのマークであり、これに導かれて進んでしまったようだ。別に進んでも結果的に整備された登山道に復帰できるが、時間短縮を図りたければ青矢印の方向には進まない方がよいと思う。
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走って下りたい衝動に駆られるが、この体重で走ると膝を壊しそうなので我慢してマイペースに歩き、十二天を通過。
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本日最後のイベントのジブリ作品に出てきそうなオブジェを見学。中に入ってみるとベンチと手すり付の展望台があり、展望台に立ってみたが見えたのはやっぱり樹林帯だけだった。
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オブジェから車道に降りて車道を歩き、栃本広場の駐車場に到着。結局この日は2人しか出会わなかったが、駐車場に停まっている車は入れ替わっており、皆この時期にこの界隈で何をやっているのかは謎のままだった。
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栃本駐車場を少し下った所にある墓の前のモミジの木の紅葉が見事で車から降りて撮影。この後は「道の駅大滝温泉」の遊湯館で汗を流してから帰宅した。
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