登った山

大菩薩嶺(2,057m)

行程

丸川峠分岐P(07:25)ー丸川峠/丸川荘(08:51/09:55)ー大菩薩嶺(11:24)ー雷岩(11:30/11:42)ー上日川峠/ロッヂ長兵衛(12:32)ー千石茶屋(13:45)ー丸川峠分岐P(13:52)

登山記録

最近コーヒーにハマっており、地上でコーヒー研究に勤しむのもよいが山にも登りたい。「だったら山でコーヒー飲めばいいじゃん」、という事で豆から挽いたコーヒーを提供してくれる丸川荘にコーヒーを飲みに行く事にした。

4時に起きて2度寝したい気持ちを抑え4時半に家を出る。いつもはカーナビ任せなのだが、今回は久し振りにのめこい湯に寄りたいので奥多摩湖を経由して下道で移動。7時過ぎに丸川峠Pに到着。家から2時間半位で到着したので、今度からこの山域に来る時は高速を使わずに下道で来よう。

丸川峠Pには既に10台位車が停まっており、登山靴を履いて「さて出発するか!」と顔を上げたらどこかで見た車が・・・。も、もしや・・・と思うがどう考えてもこの特徴的なフォルムの車は工場長さんの車だろう。工場長さんが時計回りか反時計回りかどっちで歩いているかは不明なので「運良く会えたらいいな」とあまり期待せずに登り始める。
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登山口から平坦な道を少し歩くと早速登りが始まる。
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登るとすぐに息が上がり、登り始めから汗でシャツが濡れて寒い。時折樹林の隙間から南アルプスの展望をチラ見しながら、小出監督のマラソンの本に書いていた「息が上がるのはペースが早いから」という基本を思い出し歩幅を狭くして息の上がらないペースで登っていく。
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休憩すると汗が冷えて寒い。立ち止まらずにゆっくり登っていくと視界が開け、残雪たっぷりの丸川峠に到着。丸川峠手前こそ雪はあったが、尾根上はほぼ夏道だったため、丸川峠の雪の多さにびっくりした。
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丸川峠では人の気配が全くしなかったが、丸川荘の入口近くに行くと、中に人の気配がするので何とかコーヒーは飲めそうだ。

丸川荘に入ると小屋番の只木さんの他に大きい人がおり、「工場長さんですか?」と聞いてみたら本当に工場長さんであり、自分の運も中々のもんだと思った。

早速当初の目的のコーヒーを只木さんに注文すると、只木さんが「よかったじゃない、最初のお客さんだ。」と珈琲修行に来ていた工場長さんに修行の成果を試すように指示。

工場長さんは「お、俺でいいんですか?」と言うが、こちらとしては当初の目的のコーヒーを飲めるだけで十分なのに、一度会ってみたかった工場長さんに淹れてもらえるので全く問題なし。

キッチンで工場長さんが豆をゴリゴリ挽いて淹れてくれたコロンビアコーヒーは美味しく、工場長さんが移住先で喫茶店を開く予定の話を聞き、偶然って本当にあるものなのね・・・と少し感動。

後からやって来た男性2人組と5人で話をしているうちに1時間が過ぎたため、只木さんと工場長さんにお礼を言って山頂に向かう。
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小屋前で休憩していた登山者グループに挨拶して山頂に向かう。丸川荘からの登り始めは雪が締まっていて登りやすかったが、樹林帯に入ると自分が重いからなのかズボズボ雪に足を取られ、どんどんふくらはぎに乳酸がたまる。足は疲れるけどこの久々の疲労感は悪くない。途中で先行していた丸川荘で一緒にコーヒーを飲んだ男性2人組に追い付き、無数にあるどれが正解か分からないトレースに騙されないようにして登っていく。
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日が上がり雪も腐っており、結局アイゼンは使わずに何とか山頂に到着。正直山頂手前はゼーゼー言っており辛かった・・・。山頂は樹林帯で展望は利かないが、いつもポツンと立っている山頂標識が雪に埋もれている姿が珍しく、写真を撮影。写真を撮ったら可哀想だけど標識には用がなくなり、そのままスルーして雷岩に向かう。
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途中で小さい子と両親の家族グループとすれ違い、挨拶して進むとすぐに雷岩に到着。岩場もかなり雪に埋もれており、雷岩からは富士山と南アルプスの展望が相変わらず素晴らしい。三脚を出してパノラマ写真を撮影。先週に引き続き今週も晴れてくれて素晴らしい展望を望む事が出来た。
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パノラマ写真を見る

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あとは下るだけなので大菩薩峠経由で上日川峠に向かってもよいのだが、特に興味を示さず足は雷岩から福ちゃん荘へと続くルートに向かっていた。登ってきた数グループの登山者に挨拶しながら標高を落とす。DSC03826

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雪を踏み抜きまくって疲れてきたところで福ちゃん荘に到着。外にあるトイレをお借りして上日川峠へ下る。
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福ちゃん荘から上日川峠の道ではブルドーザーで雪かきしており、道がシャーベット状で泥だらけで転ばないように必死だった。到着した上日川峠のロッヂ長兵衛では雪害のためか小屋前の木造の建物が崩壊していた。自分も雪国育ちなので雪の重みの凄さは十分理解しているが、大雪に慣れていない山梨県の方々は本当に大変だったろうなと思う。今年は山梨県の山に多く登って少しでも金を落とそう。
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ダイエットのため上日川峠からは登山道を下らず、車道を競歩気味に早足で下る。
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千石茶屋前を通過し、車道を少し下ると丸川峠分岐Pに到着。工場長さんは既に帰ったようだ。この後は久しぶりののめこい湯に向かって汗を流して18時頃に帰宅した。
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久し振りの標高差1,000mに登れた嬉しさ、山で飲んだコーヒーの美味しさ、工場長さんに会えた嬉しさで記憶に残る登山だった。今度只木さんに教えてもらった煎豆屋さんにも寄ってみよう。